アライブ通信(社長ブログ)

更新日:2018.04.24 - アライブ通信(社長ブログ)

社長の竹森です。

 毎月25日は、アライブメールの日。給与明細と一緒に「アライブメール」という、働くスタッフに向けた手紙を渡します。私だけではなくて、マネージャーのコメントや、料理のミニレシピや、介護の内容について。4月号は、「自立支援の見守り的援助」について書いています。

 で、私は全く関係ない、こんな話。

 ずっと前に、モレスキンノートについて書いたことがあります。初めて使ったのが、2014年なので、もう4年目に入っています。現在31冊目。高いノートですが、他のノートと違い、ものすごくしっかりしていてボリュームもあります。年月日を付けて書き込んでいるので、とりあえず4年間分は、いつどこで何が起きたか、ほとんどわかります。(乱文も多いけどね)すっかり記憶力がなくなってきた?私にとって、とても頼りになるツールとなっています。先日、3年前にお会いした人を偶然、他の方から紹介されて、慌ててどんな人だったかノートをたどると、はっきり書き込んでありました。また、昨日はミーティングで「そんなこと言ったっけ?」となって、慌ててノートを振り返ると、確かにそう指示していたので、汗、汗。何十年も、仕事の記録のつけ方と保管に悩んでいた私ですが、このスタイルがちょうどあっているようです。ポイントは、ノートにページを記入することと、最初の数ページを目次ページにしてから使うこと。これ、後からとても役に立ちますので、超お勧めですよ。皆さんも、利用者さんの情報を手帳に記入していると思いますが、まずは目次の作成をると便利です。最近、国会でも記録があるの無いの、記憶にはないのと、大騒ぎですね。人間、だんだん歳をとっていきます。身体も頭も新品のようにはいきません。身体に不足なところが出てきたら、薬やサポーターや杖、車椅子を上手に使っていけばいいし、頭も同じです。自信がなくなってきたら、それをカバーする方法が必ずあるはず。便利な世の中になっているので、いろいろ探してみてくださいね。

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30代後半からやってきた記憶の不安・・・ 

つまり、記録の方法について言いたかったのです。

ずっとずっと仕事をしている私にとって、記録は大変重要なもの。お客さんや社員との打ち合わせで決まったこと、約束したことは忘れるわけにはいかないもの。

 実は、30代の頃までは、そんなに記録方法にこだわっていませんでした。

1か月のスケジュールが見開きで見える程度のカレンダー型でOK。あとは、ノートに走り書きで十分。なんでも自分の脳の引き出しにしまってあるから、ほいほい出してくれば、それでいくつもの案件をこなすことができました。なんの迷いもなく、リングノートやらA4コピー用紙やらをばらばら持っていて、クリアファイルに入れるだけでした。

少し、陰りが出てきたのは、30代後半。
今までと同じようにしていて、帰りの電車の中とかで「あ~~~!!!!」と思い出す大事な仕事。皆さんも覚えがあるのでは? 
でも、たいていが、その日のうちに思い出すので、まだまし。

40代になってから、これが、思い出せなくなってきました。

「あ~~~!!」が、ないのです。

なにかまずいことがあってから、初めて「あれ?そうでした?」を体験して、大ショック!!です。

これを私は、「記憶の棘さえなくなった」と言っています。

つるんつるんの真っ白。記憶の棘のかけらもない。これは、ショックだけれど無邪気です。罪悪感さえない。だって、自分にとっては何もかも、覚えのないことだから。(認知症ってこんなかんじなんだろうなあ・・・・)

なんとかしなきゃあ・・と始めたノート術の研究 

「それじゃあ、まずい、まずい、まずい」となりまして、途端に記録方法にこだわりだしました。

最初に行ったのは、卓上型の日めくりカレンダー。先の予定日付の1枚にいろいろ書き込んでおきます。1枚のカードが大きいので結構かけますが、そのうち、このカレンダーを店頭で見かけなくなり、終了。

そのあとは、システム手帳の大流行にのって、いろんなフォームのファイルを一冊に持っていました。→ややこしすぎて終了。

スケッチブックを使ったり、束ねられるA5サイズノートを使ったり。

学生時代に使ったルーズリーフ型用紙を使ったり・・・これは書きにくくて却下。

 

まるで、寝心地が悪くて、ベッドの上で体勢をごろごろ直しているように、あっちを使ったりこっちを試したり・・・です。ノートが気に入っていないから、読み返す気にもならず・・・ただ書き散らかすだけの道具です。

そのうち、インターネットでいろんなノート術が紹介されだしました。

ある日、ロフトの店頭に、「コーネル式ノート」というのがあって思わず買ってしまいました。これは、ただのB5サイズのノートに、縦と横の線がL字型に入っているだけ。なのに、これは結構、使い勝手がよかった。何がよかったかというと、後で書いたことを探すのに、実に見つけやすい。たった線が入るだけで、こんなにも使いやすいのかと感動でした。

アメリカの名門大学発! コーネル式ノート術をやってみたら驚くほど勉強が捗った話。

 

結構これを長く使いながら、そして行き着いたのが「モレスキン」

「伝説のノート」と言われて、あのゴッホやピカソが愛用していたという、歴史的なノート。ネットをみれば、山のように、芸術的に活用している作品が出てきて、ため息が出てしまう。ただの記録がこんなに美しいとは・・・・ついつい、自分も~と始めてしまいました。

【Moleskine】モレスキンの使い方と魅力を語ってみる

 

ラージタイプのハードカバー(A5サイズくらい)1冊が、今は3,000円くらいする素晴らしくお高いノート。最初は、ページを開くのでさえ、ドキドキものです。先輩たちのノート術を参考に、各ページにページ番号を振り、目次ページも作ります。

これがすごくよかった。一応、仕事内容で、目次を何個か作ったけど、とにかく後で探しやすい。現在は31冊目だから、さすがに、雑に使ってはいるけど、でも、記録するという作業にもってこいです。

スマホが出てからは、カレンダーアプリも併用して使っているけれど、やっぱり人と話しながら何かを決めたり、考えたりは、アナログのノートが使いやすい。すでに、4年以上たっているけれど、このまま続ける予感がします。

あと何年も何十年もたっても残っているかもしれないこのノート群。

最近は、少し雑になったので、また少し丁寧に楽しいことも書き込んでみようと考えています。

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訪問介護は記録が命。みんな記録方法はしっかり考えてね!!

訪問介護の仕事は、本当に1件1件まったく違う家に行くことです。

家の間取りも物品の場所もすべて違います。家族関係、気にしていること、しなければならないこと・・本当にすべてが違います。そこで、必ず引継ぎを行いますが、いっぺんにすべてを覚えることはできない。だから、みんな小さな手帳を持参しています。

この記録の取り方が、上手な人とそうでない人は、明らかに仕事レベルが違うきがするんだなあ・・・。あまりに下手な人は、店長から指導が入ることも。一度、みんなのノート術を見てみたいと思います。

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 ※No2のノート。マララさんの強さに感動して書き込みました。

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※No3のノート。店長たちが私にメッセージをくれたので、嬉しくて貼ってある。

 




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